一般質問

テーマ① 生活習慣病における予防への取組みと特定健康診査案内に伴う自己申告書の導入について

令和6年第3回定例会 6月17日(月曜日)
一般質問1日目/最終登板7番目:原なつ子

『医療と教育を考える会』を発足している私は、市民の方々が身近に感じている医療的な目線から、そして市政が進める教育の施策について、今回は一般質問を行いました。

テーマ① 生活習慣病における予防への取組みと特定健康診査案内に伴う自己申告書の導入について

近年、特定健康診査を受診する方々の割合はどのように変化しているのか。
 平成30年度 39.9%
 令和1年度 41.0%
 令和2年度 38.1%
 令和3・4年度 41.1%
令和2年度は、新型コロナウイルス感染症の流行により、受診率は一時低下しましたが他の年度では、ほぼ横ばいとなっている。男女比でみても、令和4年度は男性が39.3%、女性は42.3%となっており、どの年度も女性の受診割合が高い傾向にある。年代別でみると、令和4年度は、40代:25.6%、50代:29.9%、60代:43.8%、70代:49・8%となっており、どの年度も年齢が高い方が受診割合が高い。
生活習慣病の予防を促す広報活動は何か行っているのか?
市のホームページや広報あしや、保健だよりにて保健師や管理栄養士による相談や健康教室の周知を行っている。又、40歳、50歳、60歳の方へ個別送付している健康手帳の中でも情報提供している。その他、保健福祉フェアの健康増進・食育推進コーナーや健康ポイント事業等あらゆる機会を通じて生活習慣病の予防を周知啓発している。
“みなし健診”の目的、導入に至った経緯また、見込まれる効果について
みなし健診とは、国民健康保険加入者が職場等で健康診断を受診された場合に健診結果を市に提出することで、特定健診受診者として取扱い受診率に反映させるもの。令和5年度から実施。より多くの方の健康保持や医療費適正化の取組みに繋げることを目的にしている。
特定健康診査案内に合わせて自己申告書の導入について
現在、健診当日に生活習慣病の早期発見と予防の目的に沿った質問票に記入してもらっている。別途、自己申告書の導入までは考えていないが医師への伝え忘れへの対応として、受診券を事前に送る際、問診時に聞きたいことをご用意いただくようご案内するなど検討する。
原なつ子の思い

自己申告書導入については、今回の質問の中で私が一番要望したかった項目であったため、市からの前向きな回答を頂き嬉しいです。今後どのように反映されるのか期待しております。今後も市民の方々にわかりやすくお伝えできるよう委員会や一般質問での質疑、討論に務めて参ります。

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