一般質問

【第4回定例会】

質疑1:「更年期障害について」

2025年9月8日に開催された令和7年第4回定例会で『更年期障害について』の質疑を行いました。

今回、私がこのテーマ「更年期障害について」を取り上げた理由は、一般的に女性の更年期障害については多くの方に知られている中、男性の更年期障害は未だあまり知られていない現状にあると思ったからです。

女性は、40代を過ぎると女性ホルモンであるエストロゲンの急激な減少により自律神経の乱れなどが起きるのに対し、男性は、男性ホルモンであるテストステロンが40代からゆっくりと長期間にわたって減少し40代から80代までの幅広い年代で発症のリスクがあります。

実に長い期間の発症リスクを知り、私も驚きました。更年期障害の症状としては、ほてり、不眠、疲労感、気分の落ち込み、関節痛などは男女共に共通して見られることがあります。

厚生労働省の意識調査によると、50代女性で更年期障害の可能性があると考えている人の割合は、38.3%、男性では同世代で14.3%であり、男性の更年期は女性に比べて解明が遅れており症状を自覚していても医療機関を受診する割合は男女ともに低い中、

「市民が自分自身の身体の変化を知る、学ぶセミナー開催の大切さ」を市に対して提案。
市としても男性更年期障害に対しては幅広く周知に至っておらず、今後女性の更年期障害と共に積極的に男性更年期障害のセミナー開催をしていく。

このような回答でした。

原なつ子の思い

これまでに市が行った更年期におけるセミナー参加者をお聞きすると30人定員のところ、約半数ほどの出席でありその内、男性は1~2名程度であることから、私の思いとしては、年を重ねるに従い必要となるケアや治療をしながら、自身の身体の変化や現れる症状と向き合い日々の生活が充実して過ごせるようにしていくことが大切であると思います。

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