令和5年11月14日(火)、千葉県市川市役所で行政視察調査を行ってきました。テーマは
『DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進について』
※DX(デジタルトランスフォーメーション)とは…テクノロジー(科学技術)を導入し活用するという意味だけでなく、テクノロジー導入に伴い企業が新たなスキル(能力、技術)を身につけ、働き方、ビジネスモデル全体を見直し変革していくこと。
市川市のDXとは、デジタル化を進めるとともに業務の無駄を削って価値創造にシフトする改革です。市川市DX憲章の策定に伴い、DX化による業務の効率化や省人化を行うことにより日本が直面する人口減への対応策ともなっています。
- 現在、市川市ではDX事業として市民の目線に立ったサービスの提供を行うため、ワンストップサービスを実施しています。すなわち、窓口業務を「かたまり」としてワンストップで対応しています。
- 市民来庁 ①総合受付で用件確認 → ②職員がブースへ案内・手続き開始 → ③他の手続きがある場合は次の職員へ引き継ぎ
このように市民の方々が個々に必要とする手続きの利便性に趣きが置かれた効率的な取り組みが行われています。
近年、著しくデジタル化が進み少子化に伴う人口減少に日本が直面していく中、芦屋市役所でもDX推進に伴う働き方改革を見直すことも必要になってきます。芦屋市では、65歳以上の高齢者人口は年々増加傾向にあります。本市の高齢化率は全国・兵庫県と比べ高い状況にあるため、デジタル化の導入の促進により市民の方が住みやすい芦屋となるよう市役所のあり方も考えていかなくてはなりません。