活動報告

視察

糸魚川市駅北大火からの復興への『防災の取組み』

2024年度 建設公営常任委員会として、糸魚川市駅北大火からの復興への“防災の取組み”について新潟県糸魚川市への行政視察へ行って参りました。

糸魚川市は、発災直後(2016年12月28日)から首長と被災者の対話の場として被災者説明会を約4年間の間に全23回開催し、復興まちづくり計画を推進していった。初期消火体制の強化としては、40ミリ小口径ホースが配備されており、市内で地下中心に400個設置してあるということに驚かされた。

また、多様な活動を通じて市民が憩い集まる場を創出し、“関わる”キッカケの場の構築を行っており、地域交流の強化を行い、大火の伝承により防災意識の啓発も積極的に推進している。

  • 糸魚川市:新潟県の西側に位置しており、人口は、38,419人で16,972 世帯ある。高齢化率41.3%【2024年4月1日時点】
  • 発 災:平成28年12月22日
  • 出火原因:大型こんろの消し忘れ
  • 被 害:焼損棟数/147棟、被災者/145世帯260人。負傷者/17人(一般2人、消防団員15人)※死者はなし。
    大火当日は強い南風により、飛び火が発生し木造住宅が密集しているまちに火の手が広がり大火となった。
  • 鎮 火:翌日23日の16時30分

復興まちづくり計画として、災害の強い街、にぎわいのあるまち、住み続けられるまちの方針が進められていることを知りました。

糸魚川市の消防長の方にお話を聞いたところ、日頃から地域内での人々の交流があることにより連帯性が養われていることはとても良いことだと思っている。との意見が聞けました。芦屋市においてもいつ、何時おこるかわからない自然災害に対し、日頃から地域の方々との交流を密にすること、そして防災意識の重要性を痛感しました。

 

※上の写真はHOPE糸魚川サイト「糸魚川市駅北大火の記録」より引用させていただきました。

PAGE TOP